2022

公開日:2022年01月11日

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新年あけましておめでとうございます。本当にあっという間の年末年始でした。まだまだ余韻に浸っていたい、スロースターターmoriですが、本年もよろしくお願いいたします。

 

久しぶりに実家に帰省し、おせち料理と雑煮で迎えた2022年の幕開け。私のふるさと・奈良は、豆腐、大根、金時人参や里芋、丸餅などが入った白味噌ベースの雑煮が主流で、お椀から餅を取り出してきな粉につけて食べる、きな粉餅雑煮が有名です。きな粉と雑煮の汁が染み込んだ餅の甘×しょっぱのバランスが抜群で、絶品なのです。あん餅雑煮がお好きな香川県民にも受け入れられやすい味かも?と思います。

また、きな粉が好きな県民性か奈良には『だんご庄』という名の、きな粉団子専門店もあります。餅よりきな粉を食べてるんじゃないかというほど、きな粉の存在感がすごい!それなのに全然胃もたれしないどころか、わんこそばのようにパクパク食べられてしまう、悪魔な和スウィーツでおススメです。奈良に行かれる際には、参考にしてみてくださいね。

福袋

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お正月といえば福袋もハズせません。今年は無印良品の福缶・2022円をゲットしました。中身はギフトカード2000円分と、小さな寅の民芸品が入ってました。最近は中身がわかるなど、損をしない福袋が人気ですね。moriが若者だった時代、福袋は残り物の詰め合わせに当たることが多く、とあるお店で服の福袋を購入したところ、どちらのパンクロッカーが着るねんっと突っ込みたくなる、鋲(ビョウ)だらけの服しか入っておらず、それがトラウマとなっていたのですが、今どきの福袋は福だらけでありがたい限りです。今年はあまり買えず不完全燃焼だったので、フライング中のフライングで来年の福袋を調査中です。そして次こそはヨドバシカメラのを狙ってます(倍率がすごいらしいです)。福袋情報・お得情報など随時募集中ですので、大はし住研のInstagram(@oohashi_juken)のDMまでよろしくお願いいたします。

目標

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いよいよ4月14日、『瀬戸内国際芸術祭』が開幕しますね。moriが初めて瀬戸内の芸術に触れたのが15年ほど前のこと。芸術祭ではなく『直島スタンダード』と呼ばれた頃でした。高松港から船に揺られ、初めて降り立つ宮浦港。のどかな港に、アバンギャルドな赤カボチャが鎮座する姿は、エキセントリックで情熱的で。心を強く揺さぶられたことを覚えています。あと、とても印象的だったのが、島のひとが親切だったこと。行く先がわからず立っていると声をかけてくれたご老人は、ていねいに道案内をしてくれ、別れ際には直島に沈む夕日の写真をくれました。アートこそが直島の魅力だと思ってたけれど、人なんだなあと。直島にかぎらず他の島々もですが、瀬戸内の気候でしょうか。会うひと会うひと、みんなが温かい。行くたびに島に恋焦がれ、島ではないけれど、香川県に住むことができました。今年もたくさんの島々を巡れたらいいなあと心から思います。

 

新年と言えば、皆さんは今年の目標を立てましたか。moriはNISAを始めるとか、家計簿をつけるとか、生活に密着したことばかり考えてしまい、なんだか楽しくないので夢のあることを考えたいな…と思い始めて3分経過したので、Google検索してみました。

 

大手保険会社調べのアンケートによると、おおかたが旅行、ダイエット、貯蓄、就職ときて資格取得。現実的な目標が大半なようです。やっぱり旅行はしたいですね。マイルをためるのがちょっとした趣味で、沖縄や北海道はマイルで行ってます。でもしばらく行けてないので、行きたいなあと。すべてはコロナ次第ですが…。

あとは書道を頑張りたいです。いつか書道教室を開けたらいいなあ。ほかにもロードバイクでしまなみ海道を渡りたいし、たくさん本に触れたい、家の勉強もしたい…。とっ散らかった目標ばかりですが、こうして口に出したり、書き留めたりすると、前向きになれていいですね。moriは過ぎてしまったことの方ばかりを見がちなタイプですが、無理にでも前を向くことって本当に大事だなと思います。夢や目標の積み重ねがいつか、直島で会ったあのご老人のような、温かくて厚みのある人格像に繋がるのかな、と思います。若いころは気づけなかった、「一度きりの人生、どう生きるか」という言葉の重みがよくわかる年齢になりました。三日坊主で終わってしまった5年日記を再開しようかな、と思います。

木のぬくもりってよく聞くけれど

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旅行といえば、幼いころ両親とたくさん旅をしました。両親は特に自然が好きで、山には何度も向かい、しまいには山小屋をこしらえるほどに。一方、自然ばかりで退屈だとすら思っていた私も、最近では自然を求め、子供たちにも触れて欲しいと思うようになりました。

先日、子供と木のコースターを作るイベントに参加しました。オーク、ウォールナット、パインなど数種類の木をボンドでつなぎ合わせる簡単なものですが、できあがりを見ると、本当に素敵で。撫でているだけでも不思議と落ち着きます。するとふと、実家の梁(はり)のことを思い出しました。昔ながらの日本家屋で屋根裏があり、そこに丸太の梁がずーんと突き抜けていました。のぼったり滑ったりして遊び、薄暗いのですが、それがまた秘密基地のようでわくわくする空間でした。木の香りに包まれ、子供心に「この梁が守ってくれている」という安心を感じていました。

 

木に触れる機会は、わざわざ作らないとならない時代になりました。私がかつてそうだったように、わが子も都会への憧れを持ち始めています。自然や木のぬくもりから乖離した世界では生きていってほしくはないというのが親の心情ですが、それは難しいことかもしれません。少しずつですが「あなたは自然に守られていて、木立ちの延長線上に命がある」ということを、教えて行けたらなあと思う今日この頃です。

 

そうそう、今度空き家のワークショップに参加する予定です。どんな状態の空き家なんだろう。大黒柱はあるのかな、ボロボロなのかな。直せば住めるのかしら、など今から楽しみです。またレポートしま~す!